クックビズがマルヒロ太田食品の株式を取得し子会社化する。

クックビズは、コーポレートミッションに「食」は「人」、コーポレートビジョンに「Empower the Food People」を掲げ、食産業の発展のために最も重要な「人」を起点に築いてきた事業をさらに成長させつつ、「人」ビジネスを礎とする事業の多角化を進め、新たな事業領域に挑戦し、積極的な投資を通じて事業規模を拡大させてきた。投資事業では、主にフードバリューチェーン（生産、加工、流通および販売）の各領域を投資対象に、食ビジネスの持続的可能性の向上を目指している。

マルヒロ太田食品は、北海道函館市を拠点とし、道産のジャガイモを使用したコロッケ等の製造販売に係る事業を展開している。独自製法にこだわった自社ブランドのオリジナル商品を開発するとともに、国内百貨店の催事販売を中心に、近年では米国等の海外においても物産展へ定期的に出店するなど販売ネットワークの拡充を推進している。

本件により、マルヒロ太田食品が保有する商品ブランドおよび販売ネットワークをクックビズグループの既存事業と組み合わせることで、マルヒロ太田食品の更なる事業成長と企業価値の向上に資すると判断した。また、フードバリューチェーンの各領域への投資を推進することにより、クックビズグループのより一層の収益性の向上や競争力の強化に資するものと判断したことから、株式取得を行うこととなった。